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『タタキツクルコト』のその後で――著者・倉田光吾郎インタビュー(前編)

 1/1スケールの実寸大『スコープドッグ』を鉄でつくりあげ、世間を驚かせた倉田光吾郎さんのその後が気になっている方も多いはず。すごいことをやってくれた男が今どんな風に毎日を過ごし、また何かを作りはじめているんじゃないだろうかと、気にかけている方もいることでしょう。そこで、『タタキツクルコト』の発売から3ヶ月が経とうとしている今日、倉田さんご本人に近況を聞いてみました。

――まずは簡単に、倉田さんの近況を教えていただけますでしょうか。『タタキツクルコト』の発売後はどんな感じに過ごされていたのでしょうか?

倉田:『タタキツクルコト』の発売後は遊んで暮らしてやる、と思っていましたが結局、後回しにした仕事やら後始末やらで大変ですね。個展を手伝ってくれたスタッフなんかと、お疲れ様会をしたり……面白かったけど。最近になって、また車をいじりだしたり、ちょこちょこ仕事の打ち合わせをしたり、かなりゆっくり過ごしていますね。ゆったりしてる時って、ブログの更新もゆったりするから、よく分かる(笑)。

――リアルスケールのスコープドッグを作り、その制作過程を収めた書籍『タタキツクルコト』も無事発売して大仕事を終えた今、倉田さんが次に創作意欲をかきたてられるような、熱中していることは何かありますか?

倉田:もうロボットはいいかなぁ(笑)。でも、あんなに大きなロボットではなくて、今度は小さくても実際に動くロボットを作ってみたいとは思いますね。熱中していることと言えば、家いじり。大工仕事大好き。

――大工仕事? 家……ですか? 倉田さんが家をいじっているなんて言うと、ものすごいことをしているんじゃないかと、想像してしまうのですが……。

倉田:知人から映画館用のイスを6脚もらったんです。渋谷のシネタワーと同じやつ、多分。でも、イスだけあっても仕方がないから、部屋を映画館みたいにしようかなと思って。動くかどうかわからないようなプロジェクターのジャンク品が、ヤフオクに出品されていたので張り切って落札。家に届いたと思ったら、畳一畳分ぐらいある大きな箱に入って来ました(笑)。

――それはまた、特に大きいですね。

倉田:なんか、ジャンク品だったから動くかどうかは賭けだったんだけど結局動いて。後で調べたら、業務用の数百万する機械だったらしくて、とてもラッキー。なんか、750インチまで大きく映せるみたい。そのかわり、でかすぎて家の中で使えない事が判明。頭抱えてます(笑)。

――それは確かに、家をいじらないと入らないですね。模様替えなんていうレベルじゃないですよ。他にはどんなことをされているのですか?

倉田:今進行中のプロジェクトは、”ピザ屋を丸々作ってみる”本当は時間的にもお断りするつもりで打ち合わせにいったら、オーナーの方がFIATマニアで意気投合。そのまんま、引き受けちゃいました。セオリー無視の建築をするので、面白いと思います。また、罠兎さんと前々からなんかやりたいねーと話していて、ギフト物に絞った買い物ができる、もの作りサイトを作ろうと思っています。シルバーのコラボアクセサリーとか、鉄の小物とか。あと、サイトの方でも発表してるんですが、絵本とかも好きなんです。自分の作った話に、ちょっとヒミツなんですがとても素晴らしい作家さんが絵を付けてくれるということで、来年くらいにはびっくりコラボの絵本ができると思います。

――やっぱり倉田さんは物作りを常にされているんですね。誰もが気になっていると思うんですが、“スコープドッグ”は今どのような状態になっているんですか? あれだけ話題にもなったので、近所の子供が見に来たりとか、そんなことはありましたか?

倉田:ロボは今、アトリエに立った状態で置いてあります。バラスと余計スペースとって邪魔で仕方がないので。地震とか恐いのでちゃんと倒れないようにはしてありますけど。近所というか、歩いていける範囲に民家は無いので、子供は来ないです。なんか、宅急便の人がついでに覗いていくことはあるけど……(笑)。  

  自宅を映画館仕様にしようとあれこれ試行錯誤中の倉田さん。家を改造中だと思ったら、ピザ屋さん丸ごと一軒のディレクションをしていたり、シルバーアクセサリーショップや子供向けの絵本まで作ってしまおうと、何やら製作を常にしているようです。
 インタビュー後編では、『タタキツクルコト』について改めて振り返っていただきます! そして、誰もが気にするところの「今後について」を語っていただきましたので、その模様をお届けします。

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『タタキツクルコト 1/1スコープドッグ製作日誌』
著者名:倉田光吾郎
写真:正木猛ほか
発売日:2005年5月21日(土)
定価:2,100円(税込) ISBN:4-901873-46-6

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倉田さんの近況がわかるWebやブログはコチラ
Monkeyfarm なんでも作るよ。
なんでも作るよ。

投稿者 : ココログブックス in タタキツクルコト
2005年8月17日 at 04:07 | | トラックバック (3)

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